「私なんてホント、どうしてこんなにダメなんだろう?」
「私なんて生まれてきたことが間違いなんじゃないの?」
自己肯定感やセルフイメージが低く、何をするにも「できない」「ダメだ」と自信のなかく、苦しめられていた頃がありました。
自分の自己肯定感の低さは、母親のせいだと思って母親をずいぶん恨んだこともありました。
自己肯定感の低い私が自己肯定感官を高められた方法とは?
もくじ
自己肯定感とは?
自己肯定感とは、自分で自分を認めてあげることです。自己肯定感が高いと、どんな状態になっても「私は大丈夫」と心が安定しています。失敗に過剰に反応しません。
自分を心の底から信じて揚げられる人が自己肯定感が強い人だと言えるでしょう。
自己肯定感が低い原因
自己肯定感が低くなる原因は、子どもの頃の育てられ方が原因だと言われています。常に親に「お前はダメだ」と否定されたり、兄弟などと比較されて育った子供は劣等感が強くなり、自己肯定感も低くなります。
自己肯定感が低いとどんな性格になるのか?
自己肯定感が低いと、褒めらたりしても過剰に拒否反応を起こしたり、他人から批判されたり、欠点を指摘されると傷ついたり、自分が悪くとも「ごめんなさい」と謝れず、言い訳したり、他人の目が気になって仕方なくなったり、他人を信用できなかったり、劣等感を隠すために自分を大きく見せようとしたり、恋愛関係でトラブルになったり。。。
幸せな社会生活を送れません。
自己肯定感が低かった私
自己肯定感が低いのは、自分を否定している状態です。
自己否定感でいっぱいなのは、自分の中で喧嘩しているのですね。
二人の自分が喧嘩している状態です。
二人の自分というのは、具体的には、自分の頭と心です。
親に、「おまえはダメだ」と否定されたり、「●●ちゃんに比べておまえは恥ずかしくないのか!!」と比較されて育つのは、いわば精神的な虐待を受けているようなものです。
実際やネグレクト(親の子どもへの無関心)が無くとも、傷ついた状態で大人になると、親がそばにいなくとも、今度は自分が親のように自分自身を、ダメだといって責める。そして自分自身の自己肯定感がどんどん低くなり、何をするのも自信がなくなって、
「私って何でこんなにダメなんだろう?」
「生きていてもしょうがないかな」
という思いがぐるぐる頭を駆け回ります。
自己否定感は自分で自分を虐待しているようなもの
自己否定感や自己肯定感の低さは、自分で自分を虐待しているようなものです。
育てられた親が自分の頭に乗り移って、大人になっても自分の心を苦しめるという状態です。
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これは本当に悲しいことです。
私も毎晩悔しくて、空しくて、泣いていました。
自己否定感でいっぱいの私が自己肯定感を高められた理由
自己肯定感を高められた方法は、自分で自分を許せたことが大きかったです。
失敗した自分(の心)、ダメな自分(の心)を許してあげられた時、自分(の頭)で自分(の心)をいじめていたことに気が付きました。
これ以上自分(の頭)で自分(の心)をいじめないと決めて、何をしてもすべてを肯定的に捕らえるように努力しました。
もちろん、すぐに自分を肯定的に捕らえられるようになったわけではありません。
自己肯定感を高めるためには、失敗の肯定と成功体験の積み重ねが効く
今まで信じていた、「自分はダメだ」という堅い思いを打ち砕いて、新しい信念を信じられるようになるには、「新しい信念の方が真実なんだ」と思わなければなりません。
そのためにできることは、失敗を肯定し、小さな成功体験を積み重ねることです。
「失敗してもOK」
「すごい、できたじゃないの!!」
そんな小さいことを何度も積み重ねると、今までの「自分はダメだ」というのは嘘で、「自分はできる」「大丈夫」という自己肯定感が育ちます。
すると、今まで喧嘩状態だった自分の心と自分の頭が仲直りして、お互いパートナーシップを深め、自分への信頼も厚くなり、更に自己肯定感も高まるという良いスパイラルができていきます。
自分自身とのパートナーシップを再構築する
自己否定感は自分の中で自分の心と頭が喧嘩している状態。どこまで行ってもいがみ合っている兄弟、または夫婦のようなものです。
国家間でいったら、戦争し合っているお隣の国同士と言ってもよいかもしれません。
これでは平和は訪れませんね。
自分自身への信頼が自己肯定感を高める
結局、自分の頭と心が仲良くなり、自分自身への信頼を深めることが自己肯定感を高める唯一の方法です。
「自分は何があっても大丈夫」
腹の底から思えたとき、どんな逆風が吹いてもひょうひょうと生きられるようになるんだなと確信しました。
自己肯定感を高めたかったら自分の頭と心を仲直りせよ
私はこれまでずいぶん親を恨んできましたが、自分の頭と心を仲直りさせたことで、親も許せるようになりました。
親を客観的に見れるようになって思ったのは、私を虐待していたと思っていた母親は、実は母親自身を虐待していたのでした。
私に辛くあたっていたその態度は母親自身の心にも辛くあたっていたのでした。
自己肯定感が低いのは母親自身だったのです。
頭と心が喧嘩し合っている母親自身をどうやって救ってあげられるか?
それが今の私の課題です。
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