ある教室に通っていたときのこと。
郊外に建てた一軒家の2階にある、日当たりの良いお部屋が教室になっていました。
駅からちょっと距離があるので、先生自ら外車でお迎え。
1レッスン5千円くらいしていましたが、当時私はせっせとその教室に通っていました。
自宅をサロンにするサロネーゼ。
ご自分のスキルをお金に替えて自宅でバリバリ働く、カリスマ的存在の先生。
いかにもお金持ちという雰囲気。
独身女性が憧れる、専業主婦の姿、ですよね?
しかし、私はそんな華やかなご自宅で信じられない光景を見てしまったのでした。
それは・・・
カリスマサロネーゼの闇とは?
先生のご自宅から帰ろうとしたとき。一階にある2つの部屋が見えました。その片方の部屋の薄汚れたカーテンの向こうに、日焼けした段ボールなどが天井まで積まれ、サッシの窓を押しつぶすほどのものの陰が見えたのでした。
一瞬私は、隣の家の部屋なのかな?と思ったのですが、その部屋は確かに、先ほどサロンをやっていた2階の教室のすぐ下にある部屋。
あふれんばかりのものは、ガラクタにしか見えませんでした。
華やかなサロンとは似ても似つかわしくないガラクタ。
先生はお忙しくて、片づける暇もないのだろうと見て見ぬ振りをして帰りました。
カリスマサロネーゼの真実とは?
しかし、その後、先生の事情を知ることになり更にびっくりしたのです。
それは、その先生は数千万円の借金を抱え、返済のめどが立っていないという事実でした。
一軒家を建てる費用や2階をサロンにリフォームした費用、外車のローンなどを合わせて数千万円の借金があったようです。
更に、サロン経営が思うように行かず、それから数年後そのサロンをたたみました。
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誰もが憧れる存在だったのに、それは幻想に過ぎなかったのでした。
それは周りの幻想と先生の見栄もあったのでしょう。
ガラクタがカリスマサロネーゼをダメにした
しかし、私が見た1階サロン下の部屋に積まれたガラクタが、サロン経営を圧迫し、借金の返済を滞らせたと確信しています。
ガラクタには、借金を連れてくるパワーがあります。
お金を逃がすパワーがあります。
ガラクタとは、私たちの家や頭の中で、私たちが望む人生を送るのを邪魔しているもののことだそうです。
(引用:「お金はこうして引き寄せる」)
ガラクタとの同居は、悪いことだらけです。
忙しい中でもガラクタを片づける時間があったら、先生もこんなことにはならなかったのに・・・と思っています。
しかし、最近その先生は新しい仕事を始めているようです。
心機一転、生活の刷新とともにあの教室の下にあった、ガラクタは処分したのでしょうか?
先生と疎遠になってしまった今となってはそれは知る由もありません。
もし、先生と再度お会いしても、ガラクタのことは切り出すことなどできません。見てみぬふりをしていましたから。
カリスマサロネーゼから転落した先生の教訓を元に、ガラクタの整理を始めています。
ガラクタを長期間所有したがために、じわじわとエネルギーを奪われてしまった人の姿を見てしまったからには、そのマイナスのエネルギーはさっさと手放したいと思いました。
お金を貯めたかったら、ガラクタの処分は必須ですよ。
もし、あなたのお家にはガラクタがあったら一刻も早く家から追い出してしまいましょう。
お金はすでにそこにあります。
あなたがお金持ちになるのを邪魔しているのはあなたのです。
「お金はこうして引き寄せる」マリ―クレールカーライル著より引用
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