うちの子は、
後片づけ苦手
やりっぱなし、脱ぎっぱなし
集中力ない
食べて寝て、グータラしている
勉強さっぱりやらない
土壇場にならないと動かない
もっともっといっぱいあるのですが、
実はこれ、私そっくりなんです。
子どもを叱っていると、自分を叱っているような感じで、「あぁ、あたしもちゃんとやらなきゃな」と自己嫌悪が起きたりしていました。
それなのに、ある日、旦那が強烈な言葉を浴びせたのです。
旦那の心ない言葉とは?
子どもを叱れない親への旦那の痛烈なひとこと
上記のごとく生活態度があまりにもルーズな子どもの姿を見て、旦那が子どもに言った言葉。
それは・・・
「お母さんそっくりだ!!」
私はそれを聞いてかなりムカッときました。
(子どもに言うかな、親の尊厳を落とす言葉を)
それで私は旦那に、「お互い子どもに親の尊厳を落とすことは言わないように」お願いしました。
こんなことくらい、言わなくとも分かってもらいたかったんですけどね。
それからは、私が子どもに生活のだらしなさを注意すると、子どもは口答えするようになりました。
「お母さんだってやってるじゃん」
頭に血が上りましたよ。
脳しんとうが起きるんじゃないかってくらい、血圧が上昇していき、呼吸できなくなってしまいました。
「母親なんてやめたい」
母親って何にも見返りのない仕事で、損な役回り。
どんなに一生懸命頑張ってみたところで、誰も協力なんてしてくれません。
母親という職業
色んな職業が世の中にありますが、親ほど専門性が高く、高度なスキルと忍耐力が必要な職業は少ないと思っています。
しかも、途中で「やーめた!」と言うわけにもいかず。
責任を持って子どもを育て上げないといけない。
昔の母親は、10人くらいの子どもを立派に育て、ただただ感服します。
子どもは反抗期に突入し、口答えはする、益々子育てが大変な時期になるなーと懸念したところ、ある方法に救われそうな予感です。
子どもを叱りもせず褒めもしないで子育てする方法
子どもを叱りもせず、褒めもしないで育てる方法がアドラー心理学にあるということを知りました。
「叱るも褒めるも、子どもを見下す行為」
ということでした。
アドラー心理学は、人間の関係を上下関係ではなく、対等な関係でいることを基本としています。
親子ですら、対等な関係を築くのです。
岸見先生が、アドラー心理学を研究したきっかけが、「子育て」からだったと自らおっしゃっていました。
岸見先生のお子さんが、保育園の頃。スーパーでお菓子を買ってくれとダダをこねたので、アドラー心理学を利用して、
「ちゃんと言葉で言ってくれる?」
と子どもにお願いしたところ、子どもは冷静になり、
「お菓子が欲しいんで買ってくれますか」
と言ったそうです。
それから子育てが楽になり、アドラー心理学の研究を深めるようになったということ。
うちも、子どもにアドラー心理学を徐々に取りれ虫です。
「片づけなさい!」
と命令するのではなく、
「なぜ片づけないの?どうしたら片づけるのかな?誰が片づけるの?」
などとお友だちに話すように、言っています。
子どもの反応は・・・
「今やる・・・」
そして一時間後・・・
さっきと同じ状態。
「どうして、「今やる」ってさっき言ってやっていないかな?」