こんなジーンズはさっさと捨てるべきなのです。
だけど、本日も私の捨てられない病が発症。
どうやったら捨てないで済むのか?
真剣に考えたところ、あることがひらめきました。
そのひらめきとは?
なぜそのジーンズを捨てられないのか?
今回ターゲットになっているジーンズとのお付き合いは30年近く。
母がリーバイスの縫製工場で働いていたときに作ったもの。
当時、その工場では休み時間に作業し、リーバイスのタグがつく前のものだったらもらえたようなのです。
母は家族や親戚などのサイズを聞いて、せっせと休み時間もミシンを動かし、家族や親戚に配っていました。
私は10本くらい縫ってもらいました。
生地も製法もしっかりしていたため、何年経っても丈夫でした。
だんだん当時のサイズのものがキツくて入らなくなり、泣く泣く捨ててきました。
しかし、最後の一本だけは、ゆるめに作ってあったようで、まだ履けました。
だけど、洗い立てはパツンパツンで窮屈になり、履くのを避けるようになっていました。
そろそろ捨てようと思ったときにひらめいたのが・・・
捨てられないジーンズを娘に履いてもらう
「あぁそうだ!」
思い立ってすぐに、子供に「このジーンズをちょっと履いてみて」と言うと子供は嫌がりもせずに履きました。
そしてぴったり。
「これね、おばあちゃんが作ったんだよ、どう、履いたら?」
大好きなおばあちゃんが作ったことを強調したら、子供はあっさり快諾。
「明日から履く」
と喜んでいました。
私は、捨てられなかったジーンズが命拾いしてほっとしたのでした。
捨てられないジーンズはあと何年持つか?
それにしてもリーバイスのジーンズはしっかりしていてびっくりです。
まさか30年近くも履けて、更に記録を更新しようとしているのですから。
子供が履けなくなった時点で、もうこのジーンズは手放そうと思ってはいるのですが、どうやらジーンズのリメイクとやらもできるよう。
子供が履けなくなったら。。。
スカートにリメイクしよう!
なんて更なる野望が芽生えてしまいました。
こうなったら、物をどれだけ長持ちさせて、極限まで有効利用してお互いがボロボロになるまでとことんつきあって行こうじゃないか、と捨てられない病がエスカレート。
物を消費するだけの生活にシラケてきているから、物との関係をとことん深める生活にシフトチェンジする生活もなかなか乙なもの。
生活の豊かさは物との関係にも比例しているようだと実感してきましたし、どれだけ少ない物でリッチに暮らせるか?を知恵と工夫で乗り切るのも楽しいなと捨てられない思考回路全開です。