それは・・・
いじめっ子を作っていた
子どもにはまだ言っていませんが、どうもうちの子がいじめっ子を作っていたような気がしてきました。
例えば、言われてイヤだったことに、
私はそれを見て目が点になりました。
「どいて」って言われてイヤだったら、「イヤだ」って言い返さなきゃ。
その他にも、うちの子の行動が遅かったので「おそい!」とキツく言われたとか。
もう、全部、言われっぱなしなのです。
「何で言い返さないの?」
子どもに聞いてみると、「怖いから」という答え。
完全に、気持ちで負けています。
そして、その気持ちがいじめっ子たちをやりたいようにやらせています。
いじめっ子たちは、うちの子が何を言っても言い返さないから、完全にうちの子でストレスを発散し、うちの子は彼女らのサウンドバックになっていました。
「これダメじゃん」
私はうちの子と同じくらいの頃は、口喧嘩では誰にも負けず、学校の先生にも噛みついていました。
それくら、言われっぱなしって言うのは私には耐え難い屈辱だったのです。
その理由は、うちの母親にありました。
キツい母親に育てられ鍛えられた
うちの母親はとてもキツい人です。母親は一年中ヒステリックで、鈍くさい私は毎日母親から怒られていました。
小さい頃は、「自分が悪い」と思っていましたが、だんだん大きくなって小学校の高学年くらいになると、母親に言われっぱなしの自分がイヤでイヤで仕方なくなり、母親に対して反逆に出ました。
母親がキツく言えば、こちらもキツく言い返す。
このようなバトルを繰り返すうちに小学六年生にもなると、口喧嘩では誰にも負けない子になってしまったのでした。
言い返す訓練
うちの子は一人っ子だし、私は自分の母親のように子どもに対して何でもキツく言わないので、のうのうと大きくなっていました。
そのため、「言い返す」という訓練が全くできていなかったのです。
「言い返す」のは本当に訓練次第で上達しますので、子どもと言われたら言い返す訓練を始めました。
今回のようないじめを乗り越えないと、いつまでも「言われっぱなし」。
人間関係は気迫
人間関係は結局、気迫で決まると思っています。
気迫がある人には誰も何も言えません。
「なめたらあかんで‼」
コレくらいは、瞬間的に切り返してほしい。
気迫次第でいじめっ子を寄せ付けない人になれるのです。
いじめっ子が寄りつかなければ、いじめられるということにも無縁になります。
いじめがそれでもエスカレートし、子どもが疲れてきているようなら他のやり方に切り替えますが、子どもには頑張れるだけ頑張ってもらい一皮むけて欲しいなと思います。
まとめ
今回のうちの子の事件からいじめの初期段階の対策が見えてきました。
いじめ初期は、いじめられる環境を作り出していないかどうかを確認。
いじめられる原因が子どもにあるようなら、できるだけ自分で努力させる。
↓
子どもが自分の努力でも疲れてきているようなら何らかのフォローと対応を別途検討する。
このような流れになりました。
うちの子が、学校でいじめっ子にイヤなことを言われたらキチンと言い返して、すっきりした顔で帰ってくる日を願って応援しています。
これからは毎朝、玄関で「気合いだ!気合いだ!」って一緒にカツを入れて登校させるのも良いかも。
気迫と気合い。
お金では買えない、人生の必需品です。