子どものいじめ、思いやりのある子を育てる方法とは?

 
「もう学校行きたくない!」

またまたうちの子どもが半べそかいて帰ってきました。

どうやら、今日のいじめはクラスの男子のよう。

その男子の暴言を聞いて私まで心が痛みました。

 

思いやりのない暴言を吐く男子

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その男子の暴言は、今日だけでなく何度もあったようです。

それは、給食のエプロンのことです。

学校の給食のエプロンは、当番になった子が週末に持ち帰り、家で洗濯して学校に持って行きます。

そして、月曜日に新しい当番の子がそのエプロンを着用します。

うちで洗濯したエプロンを使う子がどうやらいつも同じ男子で、その男子がうちで洗濯したエプロンを「臭い」と言うらしいのです。

そのことを、実はうちの子は私が傷つくと思ってずっと私に言っていませんでした。

しかし、先日子どもから告げられ、驚いて色んな努力をしてみました。

臭い消しをしたり、アルコールで消毒したり、熱湯で洗濯したりいろいろやったですが、今日も「臭い」と言われたらしく、半べそをかいて泣いて帰ってきました。

給食の時間、その男子が「○○(うちの子の名前)のエプロン臭くて着るのイヤだ」と言ったら、ふだんうちの子をいじめている女子と一緒になってクスクスと笑っていたようなのです。

うちの子は今までそのようなことを言われても言い返さなかったのですが、今日は「そういうこと言われると傷つく」と言い返したようなのです。

 

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それでも、その男子とその周りの女子はクスクス笑っていたというので、私も傷ついてしまいました。

給食のエプロンの臭い

給食のエプロンって元々ちょっと独特のにおいがすると思うんですよ。

私も洗濯をする度に、そのエプロンにしみこんだ味噌汁とかおかずとかの学校給食特有のにおいがしてくるから、どんなに洗剤をつけて洗っても、日光で干しても、臭い消しをしてもにおいは取れないんですよね。

もちろん、アイロンかけて熱で生地をのばしたりもしますけど、独特のにおいは取れません。

うちで洗った給食のエプロンだけが臭いわけでは無いと思うのです。

それを、さもうちで洗ったエプロンが臭いと言うのは、酷いなと思いました。

学校のいじめの理不尽に対応する

こういった学校で起きる子どもの理不尽ないじめに対して、親は本当に無力だなと痛感しています。

いじめをする子や暴言を吐く子は、思いやりが無さすぎると思います。

「親はどんな教育をしているんだ!!」

なんて思うこともしばしば。

うちもそう思われているかもしれませんが、子どもには、心ない大人にだけはなってほしくないと思っています。

頭は多少悪くても、お勉強ができなくとも、心は逞しくしなやかであって欲しいですよね。。

思いやりある子を育てる方法

つくづく思うのは、子どもは家族のシャドウを世の中に晒す存在なのだということ。

 
うちの子に暴言を吐いた子の家族は、お互い暴言を吐きあっているか、ふだん、子どもに対して心ない言葉を浴びせかけているのかもしれません。

子どもは、親からぞんざいに扱われると他人に対して思いやりのある心を持てなくなります。

親が子どもに対する態度は、実はご自身の心に対する態度の反映でもあります。親自身も自分自身をぞんざいに扱っているのでしょう。

子どもを注意したところで、解決はしません。

親自身がご自身の心と真摯に向き合い、ご自身の心をねぎらいつつ、大切することが、子どもの思いやりを育てる根本的な解決方法なのです。

子どもは親の心のシャドウだからこそ、子どもの態度をきっかけに、ご自身の心と向き合ってもらいたいなと思います。
 

追伸

担任に一部始終を子どもが話し、私も連絡帳に書いたことで、担任がいじめた男子の親との個人面談の時に全部話したそうです。

いじめた男子は、翌朝、半べそをかいてうちの子に謝ったようで、子どもはそれで満足だったみたいで喜んで学校から帰ってきました。

 

私も一安心しました。

 

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