しかし、カタカムナは学べば学ぶほど、引き寄せの法則を「物理的」に解説しているという確信を持つようになりました。
「科学的」ではなく「物理的」にです。
その理由は?
カタカムナこそが引き寄せの法則の解説書だという理由
カタカムナが「科学的」ではなく、「物理的」な解説だと言えるのは「科学」は片手落ちの学問で、「物理」は進化し続けている学問だと考えているからです。
「科学」が片手落ちの学問だと断言する理由は、「科学」は目に見えるものだけが真実で、目に見えないものは切り捨ててきたからです。
目に見えないものは、超常現象であり、怪しい世界であり、これらを「スピリチュアル」とする不思議な世界だと言い切ってきたからです。
また、「科学」が証明するデーターは数字のマジック。状況設定次第で如何ようにも操作できるものだと学生の頃、知りました。
「科学的」と呼ばれる数字にどれだけ人の思惑や利益の絡んだ情報が乗せられているかを見てしまったのです。
それ以来、「科学」というものには興味をなくしました。
一方、「物理」は現象を法則化する学問なので、目に見えないものを解明する努力はすさまじいものがあります。量子物理学については、目に見えないものを解明しようとしています。
そして、量子物理学の研究が進めば進むほど、「古事記」の世界に近づいてきているという事実も分かったのです。
「古事記」には、量子物理学ですら証明されていないことも記載されています。大昔の日本の先祖たちは、現代人よりも進んでいたと言っても良いかもしれません。
そして、その「古事記」の元になったと言われるのが「カタカムナのウタヒ」です。
「カタカムナのウタヒ」は、潜象界(目に見えない世界)の力が現象界(目に見える世界)に働いて現実を動かしているという解説がされているのです!
シンプルなウタヒの中の引き寄せの解説
カタカムナの第三首を見てみましょう。
第三首は下図のようになっています。
読み方は、
フト=カムの力(潜象界の目に見えない力)とタマの力(現象界の目に見える力)の二つが統合され
タマ
ノ
ミ
ミコト
フト
マニ
二
意味は。
フト=カムの力(潜象界の目に見えない力)とタマの力(現象界の目に見える力)の二つが統合され
タマ=潜象界から独立したタマ
ノ=次々と変遷し
ミ=身になる
ミコト=命
フト=カムの力(潜象界の目に見えない力)とタマの力(現象界の目に見える力)の二つが統合され
マニ=実体となり
二=定着する
つまり、潜象界から現象界に現れた現象を「フトマニ」と言う。
カタカムナ文字の中心にあるのが「フトマニ」の図象です。
ミコトとカミについて
ミコトは記紀では神様の名前として「イザナギノミコト」や「イザナミノミコト」など、ただでさえ長い名前に「ミコト」という文字がついています。
この「ミコト」は、「イザナギ」や「イザナミ」という現象がまず潜象界(目に見えない世界)にできて、それが現象化したものが「ミコト」になり、「イザナギノミコト」や「イザナミノミコト」と呼ぶのです。
潜象界かが現象界に出てくる入り口が、「カミ」であり「根源」とも呼ばれます。
根源を越えて来たのが、「ミコト」なのです。
このようにカタカムナのウタヒでは、、潜象界の力が現象界にどうやって及ぼすのかを解説しています。
カタカムナを紐解くと、引き寄せの法則を実践できるというおまけ付き。
こんな力のある言葉が、数万年の時を経てよみがえり私たちの前に現れたというのは、とても意味深いものがあると思っています。
80首、一緒に紐解いていきましょう!