何度も読みたい本、手放せない本、人生に影響を与えた本

無性に本が読みたくなる秋の夜長。
何度も読みたい本ってありますか?

私は、何度も読みたい本であり、
手放せない本でもあり、
人生に影響を与えた本があります。

その本とは?

 

「神話の力」は一生に一度は読んでおいても良いかも

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学校を卒業して会社に勤めだした頃。
あんまり好きではない仕事に時間を奪われ、日々感じていたのが、
「何で働かなきゃいけないんだろう?」
「仕事って何だろう?」
「生きるって何だろう?」

ただ、仕事がイヤなだけだったのですが、自分の人生の意味を無性に知りたかったのですね。

会社帰りに毎日のように本屋に寄り、人生の意味を必死に探していました。

その時、高田馬場の本屋で偶然見つけた本。

それが、「神話の力」でした。

「神話の力」とは?

この本は、神話学者のジョセフキャンベルとジャーナリストのビルモイヤーズとの対談をそのまま本にしたもの。ビルモイヤーズが神話についてジョセフキャンベルに質問しながら神話の本質について語られ、解説されています。

元々は、アメリカのテレビ番組で放映され、大衆向けにわかりやすい内容になっています。

ジョセフキャンベルは、世界中の神話を研究して、神話から法則を見つけだしました。

その神話の法則を利用してハリウッド映画やスターウォーズなどが作られました。

英雄物語と神話

神話のストーリーは英雄物語がメインです。
ヒーローが敵と戦い、勝ち抜く。そしてヒーローの成功と心の成長がよりよい世界を創ります。
ワンパターンのストーリーですが、古今東西の多くの人たちの心を引きつけてやまないですよね。

現代は、映画やドラマが神話の役割を持ち、私たちはヒーローから勇気や希望をもらい、自分自身とヒーローを重ね合わせて重ねて困難を生き抜くことができます。

人生に迷ったときやつまづいたときに希望を持って生きる糧になる映画やドラマ、または主人公はいませんか?

ほとんどの人が、勇気ある主人公(ヒーロー)に憧れて、そのように生きたい、心を成長させたいと思っているのではないでしょうか?

「神話の力」は生きる力

英雄物語でもある「神話の力」は人間の生きる力です。どんな環境に生まれても、どんな状況になっても、「神話」が心に刻まれていれば、目の前の困難や課題を解決して前に進んでいけます。それと同時に心も成長させ続けていけます。

「神話の力」を人生に使いこなしていけば、誰もがヒーローになれます。

もし「神話の力」に目覚めていなかったら・・・

私はこの本で、生きる意味や困難にぶつかったときにどうしたらよいのか?を教えられました。
だけど、この本がもしなかったら・・・

「敗者の人生」を生きていました。

「敗者の人生」とは?

「神話の力」による英雄物語は、成功者のストーリーであり、成功する人生を送る人たちのシナリオです。

逆に、敗者のストーリーもあり、敗者のシナリオを持つ人たちは人生に成功することはありません。

知らず知らずのうちに、敗者の選択をし、敗者の人生を生きてしまっています。

私はこの「敗者の人生」を生きていたのです。

だから、「神話の力」で衝撃を受け、自分の心の筋書きを変える努力をしていきました。

「神話の力」は、人生を上手に生きるマニュアルかもしれない

この本を読んで、衝撃を受けない人はすでに、成功者のシナリオが心に刻まれている人たちだと思います。

だけど、もし自分の人生がどうして上手く行かないのか?と思ったことがある人ならばこの本はきっとその理由を解き明かしてくれるかもしれません。
 

神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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