すでに18億円もの売り上げ。
私はこのニュースを見て、「便秘って世界中の人達の悩みなのだ」と改めて認識しました。
かつては私も便秘に苦しんでいましたから、その悩みはよくわかるのです。
しかし、便秘用のイスで便秘は根本的な解決には結びつかないように思います。
それは、便秘薬で対処療法するようなもの。
本気で便秘を治せば、不要なものの排泄力や疲労回復力が付き、エネルギッシュな体を手に入れることができるのに。
そんな、エネルギッシュになりながら便秘を治す方法とは?
便秘を根本的に治す方法
便秘の治療は、ただ出ればよい、と言う話ではありません。
便秘薬で便秘を治したつもりになっても、根本的に治ってはいないのですね。
便秘を治すというのは、腸内を洗浄するだけの意味ではありません。
「出せる力のある体を作る」ことが本当の意味で大事です。
「出せる力のある体」は、排泄力があり、疲労をため込んだりしません。
バンバン出せるんです。毒素も疲労もムダな脂肪も。
だから、体がもの凄くエネルギッシュになり、どんなに疲れていても翌朝は元気になっている状態です。
毎日体が身軽なのです。
私は、長いこと便秘薬や腸内細菌を増やすサプリを飲んで便秘を治したつもりでいましたが、そのようなモノを一切必要とせずに排泄できるようになって、「おぉ、健康ってこのことか!!」と実感しました。
便秘を根本的に治してエネルギッシュな体を手に入れる方法は、日本の伝統食品を常食しているだけです。
日本の伝統食品が便秘に良い理由
日本の伝統食品は、「出す力」をつけるものがメインです。特に、麹を神業的に使った、醤油や味噌、お酒、ぬか漬けなどの発酵食品は、体の中の毒素を出す力を最高潮まで高めてくれます。
腸内を自然にクリーンな状態にしてくれるため、血液もきれいになり疲れや汚れがたまらない体になるのです。
そうすることで、疲れ知らず病気知ずの体が手に入ります。
もちろん、出す力がありますから便秘なんて状態とは無縁です。
逆に、現代栄養学では、「栄養を取り入れる」ことがメインです。足りないから補う、という考え方の下、栄養素を積極的に取るのが体に良いと考えられています。
しかし、それでは私は「元気になったつもり」しか手に入りませんでした。
結果的に、便秘薬のお世話になり、大量のサプリメントを摂取し、お金もたくさんかかりました。
今ではそういったものは一切取り入れておらず、サプリメントなどのお金も一円もかけていませんが、体調不良で苦しんでいた10代から20代の頃よりもずっと元気です。
当時の自分とガチで体力勝負したら絶対に40代の今の私の方が勝てる自信があります。
日本の伝統食品は地味にすごい
日本の伝統食品は派手な宣伝もなく、今、日本人からも忘れられようとしていまが、地味にすごいです。
現代栄養学ができるずっと前から、日本人は数千年も日本の伝統食品の力で繁栄してきました。
食事で「栄養を取る」という発想ではなく、「出す力」という発想で日本人の健康を支えてきた考え方をもっと見直し、積極的に日本の伝統食品を食卓に取り戻していってもらいたいのです。
シンプルなレシピでお料理も楽々
日本の伝統食品のレシピはすごくシンプルです。常備もできるし、ちょっとの手間ですぐにできあがります。毎日、宮廷料理のようなメニューを作ろうとするから料理が面倒くさくなります。
宮廷料理は、ハレの日のモノ。週に一回くらい食べれば充分。毎日豪華な料理を食べると、逆に病気になります。以前勤めていた会社で取引のあった都内の高級料理を出すレストランの料理長さんたちの三人に一人が糖尿病か痛風でした。この事実を目の当たりにして、私は毎日豪華な食事をとることが必ずしもよいことではないとはっきりとわかりました。
ふつうの日は、シンプルな食事でご飯と味噌汁と煮物でOK。レシピすらも暗記するまでもなく。クックパッドや料理本なんて見ているだけで、面倒くさすぎてお料理なんてやる気が起きなくなってしまいます。
そうそう、便秘用のイスで便秘を解決したつもりにならないで、ポイントを外さないシンプルなお料理で元気な体を取り戻そうではありませんか!!