この中に、森羅万象の仕組みが記されています。
こんなことを真顔で言ってもなかなか理解されません。
うちの親戚は、
「大学受験したら落ちるよ!」
そんな反応を返してきました。
大学受験なんてこの先、一生するつもりありませんので心配ご無用です。
非常識を学ぶのも教養の一つだと思っていますから、
古代の日本を日本語で体験するというスリリングな楽しみは、
奇想天外なマンガやアニメを見るより刺激的です。
さてさて、本題の「アイウエオの秘密」ですが、
あの50音(正確には48音)に隠されたベールをはいでみましょう。
アイウエオの秘密
カタカムナの記号を解読した楢崎皐月さんとそのお弟子さんたちのカタカムナの研究会の会報誌に「相似象」というものがあります。
この「相似象」を参照して、「超古代の叡智カタカムナと0理学」という本の著者である実藤遠氏による、アイウエオ50音の解釈を引用します。
ア行は天然自然の状態全体
カ行は、力(気、エネルギー)の次元
サ行は、物事の差の次元
タ行は、事物の質の次元
ナ行は、事物の運動の次元
ハ行は、事物の離散の次元
マ行は、離散運動の終わりの次元
ヤ行は、集合運動の終わりの次元
ラ行は、らせん状運動の次元
ワ行は、ア行からラ行の次元の総和
引用元:「超古代の叡智 カタカムナと0理学」より
「相似象」によるアイウエオの解釈
生命のカミ(カタカムナ)に共振する方法、即ち生命本来のチカラ(アワ性)を鍛え高める方法(マノスベシ)を48のコトバ(カタカムナ ウタヒ)として示していたのであった。
「カタカムナ」とは我々の生命が、よりよく生きるために、知らなければならなぬ生命の根源(カミ)が何であるかということを、(自然の生物が、皆、本能として知っているモノ)を我々の脳に教える、もっとも端的な生命の情報(コトバ)だったのである。
以上「相似象11号」より引用
生命力の根源(本質)は、カタカムナの
カタカムナのウタヒ
楢崎皐月氏が平十字から受け取ったカタカムナが記された巻物には、カタカムナのウタヒが80首記されていました。
楢崎皐月氏やそのお弟子さんの宇野多美恵さんらがそれぞれのウタヒを解読し、73首あたりまで解明されています。
当ブログは楢崎皐月さんらの解釈(「相似象」)を参考に解説します。
まだ解読されていない74首くらいからのウタヒは、私の独自の解釈ができればやるし、できなければ断念。
お読みになった方々がそれぞれ解釈にゆだねます。
真実は一つではなく、それぞれの感受性のレベルで解釈も違ってくるので、自分の力で解読されるのも楽しいかもしれません。
カタカムナのウタヒの基本
カタカムナのウタヒは、円の中心から時計回りに文字が回るように表記されており、七五調になっています。
第一首は下図のようになっています。
読み方は、
カタカムナ
ヒビキ
マノスベシ
アシアトウアン
ウツシマツル
カタカムナ
ウタヒ
コトバの意味は、次の通りです。
カタカムナ=森羅万象の基本原理
ヒビキ=共振する
マノスベ=方法または技術
シ=示す
アシアトウアン=カタカムナを理解した人、または悟った人
ウツシ=自分の生命を生きる
マツル=補給する、人に伝える
カタカムナ=森羅万象の基本原理
ウタヒ=ウタ(法則)
「相似象」による解釈
「人間のあるべきスガタは、「カタカムナ ヒビキ マノスベシ」という天然宇宙の根本原理(サトリ)を知って、自分(アシアトウアン)の生命をマノスベ(方法通りに)に生き(ウツシ)、そしてそれを他人に伝える(マツル)ことである。伝えられた者は、又自分がアシアトウアンになり、ウツシ、マツル。このようにして、親から子へ、人から人へと、めいめいが、カタカムナのヒビキとなり、マノスベの生命をウツシ、マツル。これが、人間(ヒト)の生命の、本当のあるべきスガタである。
引用元:「相似象11号」
カタカムナ第一首に書かれていること
宇宙万物万象の存在の基本原理(カタカムナ)に、共振し(ヒビキ)、その方法を示し(マノスベシ)、カタカムナを理解した人になり(アシアトウアン)、自分の生命をに生き(ウツシ)、それを他人に伝える(マツル)。それが、カタカムナの法則です。
感受性は高めれば高めるほど直感が鋭くなり、生命本能の力も高まります。
第一首から奥が深いです。たった34文字ですが、ものすごい情報量ですね。