家で集中できないときは、ドトールに逃げ込み、読書したり仕事したり作業したり。
ドトールの空間ならたった数時間でも色んなことが片づくのでとても重宝していたのです。
関東にはドトールコーヒーは至る所にあります。
だから当然、日本全国あるものだと信じて疑わなかったのです。
全国チェーンのカフェがない不思議な街
宝塚に数年前に引っ越してきてまずびっくりしたのは、ドトールのような全国チェーンのカフェがないことでした。
その代わり、小さな個人で経営している喫茶店はたくさんあります。
だけど、小さな喫茶店では何時間も遠慮なしにダラダラ長居するのはほとんど不可能です。
「パソコンなどで仕事をしないで下さい」
「勉強しないで下さい」
そういう張り紙が貼ってあり、私のような目的で喫茶店に入るお客は迷惑だと主張され、あからさまに排除されていました。
駅前にミスタードーナッツがありますが、そこですら「勉強禁止」の張り紙がレジの前にしっかりと貼られています。
もし、ダラダラと時間を過ごすためにカフェに寄りたいなら、電車に乗って隣接する市まで行かなければならないと言う状況。
かなりカルチャーショックでした。
宝塚に奇跡が・・・ターリーズコーヒーの開店
宝塚のカフェ事情に絶望していた矢先。宝塚駅から離れた場所ではありますが、2015年の9月くらいにターリーズコーヒーがオープンしたのです。
宝塚市民にとっては事件だったかもしれません。
開店当初は、USJくらいの人混みで、入り口に行列ができていました。
人混みが落ち着いてからは、ターリーズコーヒーは私の隠れ家になり、しょっちゅう出かけるようになりました。
ただ、駅から遠いというのが難点。
規制の問題なのか?と諦めていたところ、宝塚歌劇場の近くに、グリーンベリーズコーヒーができました。
グリーンベリーズコーヒーってあんまり聞いたことがないと思っていたら日本初上陸らしいです。
2016年10月13日のオープン当日には、相武紗季さんもいらっしゃったようです。サインが残されていました。
グリーンベリーズコーヒーの特徴
グリーベリーズコーヒーは、柔らかい口当たりということで評判らしく、実際評判通りまろやかな味わいでした。
コーヒーはショートサイズで350円くらいから、トールサイズで400円くらい。一般的なチェーン店と同じくらいです。
食べ物は、サンドイッチとマフィンとスコーンなど甘いパン類があり、サンドイッチなどは、ベジタリアン向けなどもあり美味しいです。
外資系のカフェチェーンの食べ物は、ハムやベーコンがほとんど入っており種類も少なく、パン類も甘いのが多いですが、グリーンベリーズコーヒーの食べ物は種類が多く、ベジタリアン向けもあるのが嬉しいですね。
スマホの充電もできる
カフェで長居する時に必ずチェックするのが、充電する場所です。
電池切れになると、仕事も強制終了になることがあるので充電の有無は必ずチェックするようにしています。
グリーンベリーズコーヒーにはありました。
店内の席から隔離され、ガラスの壁で仕切られている場所で、一見喫煙ルーム?と見間違うようなスペースですが、ここのテーブル席で充電できるようになっていました。
イスも適度な高さと堅さのソファーで、「どうぞ長時間お過ごし下さい」ともてなされているよう。
こういうサービスが私のようなカフェを隠れ家としている客のリピートにつながるのです。よく分かっていますね。
宝塚の喫茶店のように規制で守られると禁止事項が多くなり、自然とそれが客足を鈍らせて売り上げが落ちるという悪循環になってしまいます。
喫茶店も生き残りをかけて必死なのかもしれませんが、全国的なチェーン店の出店は、もう止まらないし、規制で守るというのも時代遅れかもしれません。
宝塚の小さな喫茶店
そうは言っても、宝塚の小さな喫茶店もアットホームな感じで良いと思います。
数人のグループで入って、雑談したり話し合いをするならばちょうど良いかもしれません。
ただ、何度も言うようですが、私のように一人で長時間利用したいというお客はお店にとっては迷惑だろうし利用する方も気まずいです。
コーヒー一杯で数時間も一人で粘られたらお店も商売上がったりですからね!
何事もケースバイケース。